2013年09月21日

阪急阪神ホールディングズ角和夫社長の講演を聴く

奈良の薬師寺といえば、
今から1334年前の白鳳時代の680年、天武天皇により創建され
現在はユネスコの文化遺産にも登録されている日本有数の名刹である。
その薬師寺の副住職村上太胤氏が主催する2015の会という会がある。

9月21日その会合が如水会館で開催され、
その講演者が阪急阪神ホーズディングズの角和夫社長であるということで、
私も宝塚関係の知人に誘われ出席することになった。

角社長は、阪急阪神HDと
そのグループ最大の事業会社である阪急電鉄の社長を兼任されており、
宝塚歌劇団はもちろんその傘下にある。

角社長の講演の中に少しは歌劇団のお話も出てくるかとの期待も少々持ったのであるが、
当日はもっぱら日本の財界の主要なメンバーである経済人としてのお話であり、
データを駆使し世界の中の日本経済の現況を語られ、
それはまた私にとっても、とても勉強になるお話であった。

さらに終了後、数名の仲間で阪急系列のホテルで一緒に懇談の機会を得、
宝塚歌劇団の現状について意見交換させていただいたのも楽しい出来事であった。

その際、生徒さんの歌唱力にも話題が及び、
歌劇団の生徒さんの歌の指導をされている方から
私がかつて聞いたことのあるミュージカル出演者の極意として
「歌は語れ、台詞は歌え」のお話をすると、おおいに賛同してくださった。

宝塚歌劇が、世界に誇る日本の文化として国際的にもより高く認知され、
多くのファンを獲得し続けることを祈って
今後の氏のますますの活躍を期待するものである。

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