2014年06月28日

春秋会60周年記念宝塚観劇会・食事会

2014年9月東京弁護士会春秋会は60周年を迎える。
また、宝塚歌劇団は今年4月100周年を迎えた。
春秋会は9月24日に創立60周年記念式典を予定しているが、
併せていくつかの60周年記念行事を企画した。

その一つが、
宝塚歌劇団の最大の名作といわれる「ベルサイユのばら」を60人で観る会である。

6月28日、東京宝塚劇場で15時30分から、
宙組のベルサイユのばらオスカル編を観劇した。
9列から11列までの4列にざっと関係者がならぶ。
もちろん初めての方も。
そんなこともあって、開幕前に、
劇団関係者が公演中の撮影の禁止など宝塚の作法を特別に近くに来てご案内をする。

ちょうど前日が、ベルばら観客数500万人という節目の日で、
該当者に旅行のプレゼントと、全員にボールペンが配られた。

ベルばらは過去何度も上演された名作で私も数え切れないくらい観ているが、
私は凰稀かなめの主演する今回のオスカル編が史上最高と思う。
脚本もかなり変更され、歴史を丁寧に描くと共に、貴族に生まれたオスカルが、
革命側の市民の立場に立つまでの心理的な葛藤なども細やかに表現されている。
それに女性として生まれたにもかかわらず軍人として育てられ、
それに応えた、毅然としたオスカルの凜凜しさと、
アンドレとの場面での失われていない女性らしさとの共存がまたすばらしい。
そして、オスカルを演ずるために宝塚に在籍したかと思わせる凰稀かなめである。

さて、終演後は、日比谷聘珍樓に場所を移しての食事会と相成りました。
春秋会の会員の親族の生徒さんも参加され、
花束の贈呈や、スピーチに盛り上がり、宝塚の話題の尽きぬ夕べになりました。
春秋会60周年記念観劇会・食事会

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