2007年09月01日

季刊 白い雲 2007年夏号 〈Vol. 54〉

皆様
 8月24日、「白い雲」第54号を発刊いたしました。
 私の住所録に登載されている方には、順次お手元に届いているかと思います。
対談は生田智子さん。遺言関係の特集とさせていただきました。

 世は、参院選の自民党大敗、今年中の衆院選も予想される中でこれからの2,3年は激動の時代の予感があります。世界の中で、アジアの中での日本の立場をしっかり見据えた政治を行ってほしいものです。司法制度の改革も、新しい法曹養成制度をどう育てていくか、試行錯誤のまっただ中にあります。しばらくは、予想される3000人の合格者の範囲内での偏在の解消と、法曹の質を維持する努力に傾注することが最優先課題でしょう。
 大阪国際陸上は、女子マラソンの銅一個。惨敗でした。準備というか、対策というか、日本で行われる国際大会という気安さに陥らず、TV的宣伝に惑わされない、地道な何かがちょっとかけていたのではないかという気がします。
同時にマスコミをにぎわす朝青龍問題。処分に当たっては、当事者の弁明や異議申し立てなどの適正手続きの保障がないことなど、法律家の立場からは、古き「特別権力関係」のイメージが頭に浮かびます。理事会の顧問に法律家を迎えるなど、日本相撲協会も近代化を図った方がいいように思います。
さてWeb版「白い雲」もどうぞ、御愛顧のほどよろしくお願いします。
                                  伊藤茂昭


SHIROIKUMO_NO54.pdf

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