2016年10月09日

越前・加賀・能登旅行

福井での日弁連人権擁護大会の翌日、
昨年度の日弁連の役員で越前・加賀・能登の旅行を楽しんだ。

10月8日
福井駅前に集合し、まず福井県立恐竜博物館に向かった。
福井では1989年から恐竜の化石の発掘調査が行われたことは有名だが、
今回初めて訪れて、世界の博物館との連携等によるその展示の充実ぶりに感嘆した。
おそらく恐竜や化石に興味のある人は丸1日在館しても飽きないと思われる。
展示骨格模型 展示骨格模型
動く模型 当時の生態を再現した動く模型

そういえば、何年か前に丸ビルで
福井から取り寄せた模型の一部が展示されたことがある。
そのときにこのブログにも載せた。
2013年8月2日、「大恐竜展in丸の内」である。

さて次は永平寺。
あちこちで人権大会参加後の弁護士に出会う。
福井県の観光地はおそらく史上最多の弁護士だらけの日。

そして近くの幸家(sachiya)というお店で食事。禅豆腐のお店。
店の経営者の女性がなかなかの教養のある方で
人権大会の死刑の存廃の話や会社経営の話に花が咲く。

バスで、越前から加賀へと向かう。
松井秀喜ベースボール記念館
松井秀喜ベースボール記念館
牧師だった父親が、小学生の松井に書き渡した言葉
「努力できることが才能である」
多くの人から人格者のスポーツマンとして慕われる松井の原点を見る。
明徳義塾戦の5打席連続敬遠四球。
そのときの松井の態度をたたえる阿久悠の詩がある。
当時、連続敬遠の是非の議論が沸騰したが、
高校生の松井の態度を阿久悠のようにたたえた論調は気づかなかった。
阿久悠もまたすごい。

西田幾多郎哲学記念館
石川県が巨費を投じて安藤忠男が設計した記念館。
みんなで開設を聞きつつ、その波乱に満ちた人生での悲哀を初めて知る。
短かい時間ではあるが、西田の「骨」に触れる。
60歳を過ぎて再婚した一回り下の相手の名前は山田「琴」。
そういえば、宝塚期待のホープ礼真琴の本名も「琴」(あっ、関係ないか)

そして夜は、和倉温泉「あえの風」に宿泊。
食事を終わってみんなで浴衣姿で記念撮影。
中央右に、村越前会長。
2015年度も2014年度も別々に観光しながら宿は一緒なのでした。
浴衣姿で記念撮影

さて、夜は皆なでカラオケを楽しんだ。
そういえば、約一年前、東京弁護士会の職員旅行は金沢であった。
宿泊は和倉温泉。それも同じホテルである。
しかし昨年は、公務で関西から夜の懇親会に合流し、
翌日は金沢観光もせずトンボ帰りで東京へ戻ったことを思い出した。
それに比べたら、今年はなんと解放的なことか。
今年度の執行部の皆さんの激務に敬意を表しながら能登の夜を楽しんだ。

10月9日
朝から輪島に向かい朝市を散策する。
NHKの「まれ」の記念館。
「まれ」の記念館
能登半島の先へと進んで、塩田。「まれ」でも出てきた能登の塩。
お土産に買うも一人三袋まで。
塩を煮詰める釜と、ガイドさん、女主人も一緒にみんなで記念撮影。
塩を煮詰める釜
みんなで記念撮影
続いてやはり能登の日本海側の海外沿いに走り、千枚田を見る。
千枚田
久しぶりに千枚田をバックに自分も一人で写る。
千枚田をバックに
千枚田の面する海岸は、日本海の荒波。
私の「ふるさと」と同じ。
日本海の荒波
雨には降られなかったが千里浜をバスで走ることができなかったのは少し残念。
途中、昼食の能登牛はおいしかった。

日弁連の執行部を一年間一緒にやった仲間は同志。
一年間議題満載の書類を抱えながらの正副会長会、理事会、弁連大会まわり。
昨年は年度末を控えての少数者の請求による臨時総会。
苦楽を共にした仲間との旅行もホッとしたばかりで
緊張感が抜けていなかった5月と違い
また、大会に責任のない立場で参加できる気楽さもあってほんとに楽しい旅でした。
また来年も、滋賀の人権大会後に
近江・山城・若狭を巡る旅を一緒にしたいと思っています。

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