2017年05月29日

東京弁護士会定時総会・日弁連定時総会

東京弁護士会定時総会が5月29日午後1時より
弁護士会館講堂クレオで開催されました。

私は、議長ということで副議長の柴垣先生と共に会議を主宰し、
午後5時を回りましたが、無事終了しました。
予算、決算をはじめ、全議案とも反対は一桁の数で、
すべて圧倒的多数で可決されました。

なお、5月26日には、日弁連の定時総会がパレスホテル東京で開催されました。
こちらは、犯罪被害者支援の活動をされている方々が、
「死刑廃止実現本部」の年間予算2000万円を含む
2017年度の予算案に徹底して反対し、
次から次へと質問に立ち、また意見を述べました。
私は死刑廃止の問題は背景となる考え方には
多様な見解があるものの立法政策の問題で有り、
個別の案件における犯罪被害者救済の問題とは別個の問題と思います。
弁護士は個別の案件で犯罪被害者救済に取り組むことは重要であり、
また制度的に被害者救済制度を充実させていくことは重要と思いますが、
死刑廃止を被害者救済の側面だけから捉えるのは、
あまりにも視野狭窄で弁護士全体の理解を得られないのではないかと思います。
死刑制度の存置を望んでいる国民が多いのも事実ですが、
それも多様な考えがあるのであり、冷静な議論が必要と思います。

というわけで、私は自身、死刑廃止論者ではありますが、
犯罪被害者救済制度の充実という課題は、
日弁連が過去取り組みの遅れた分野であることは率直に認めて、
より充実させねばならないとは考えています。

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